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低周波音を発生させる送風機があり、苦情が出る前に現状を把握したいので測定と評価を実施しました。

敷地境界線において低周波成分を測定し、周波数毎に「建具等のガタつき現象を評価する物的苦情に関する参照値」と「心身に係る苦情に関する参照値」をプロットし評価したところ、ある周波数成分において参照値を超えていることが判明した。

※低周波音問題が発生する可能性のある主な機器として、送風機、ディーゼル機関、ボイラや加熱炉等の燃焼機械、機械プレス、ロータリーブロワ、往復式圧縮機があります。また、最近では騒音対策で低周波音も測定することが増えてきました。

周辺住民から騒音の苦情がある。苦情の内容と時間帯は分かっているので、騒音の大きさと日間変動を含めた実態調査を実施しました。

1週間の連続測定を実施。騒音計からのデータをロギングし解析ソフトを用いて、等価騒音レベル、時間率騒音レベル、最大値、最小値を解析することによって、苦情が起きる時間帯の騒音値と日間変動を把握することができた。

※騒音はうるさい時とそうでない時があります。苦情対応による測定は、問題となっている騒音に着目して測定・評価を行い、その状態の改善を目的にしなければなりません。

低周波音問題に対応するための評価指針の活用事例
低周波音による苦情は物的苦情心身に係る苦情に大別されます。物的苦情とは、音を感じないのに戸や窓がガタガタする、置物が移動するといった苦情、心身に係る苦情とは、よく眠れない、気分がいらいらする、頭痛・耳鳴りがする、吐き気がするといった苦情があります。環境省では、このような苦情があった場合に低周波音によるものかどうかを判断する目安として参照値を示しています。(低周波音問題対応の手引書(平成16年6月))

低周波音対応事例集(平成20年12月)
環境省 水・大気環境局大気生活環境室より

観測された測定結果として、事例1では16Hz で物的苦情参照値を上回ったていることが分かります。事例2では80Hzの帯域において測定値が心身苦情参照値を上回っていることが分かります。

会議室を増築したが、騒音が気になるので会議室を評価したい。

日本建築学会騒音等級基準に室の静けさを表す指標としてあるNC曲線を用いて、騒音に対する評価を行うことができます。騒音をある周波数の幅で分析し、そのNC曲線のグラフをもとにNC値(許容値)を求めて評価します。ちなみに小会議室ではNC-30~35が適用され、小さいほど静かであることを示します。また、NC曲線以外にも低音域及び高音域の評価をややきびしくしたPNC曲線という評価方法もあります。

※会議室以外に事務室、ホテルの客室、学校の教室、病室など用途に応じて室内等級(許容値)が定められています。会議室や事務室を新しく増築される場合は、設計仕様などでNC値を要求してみてはいかがですか?

騒音・振動の防音対策、発生源対策などもご相談ください。

事例1

給気口からの音が気になる、給気口の直下は会話も出来ない。原因は風切り音や給気ファン音がダクトを伝わり音の発生が起きていると考え給気口に遮音対策を行う。


事例2

会議室の床が振動している、耳を澄ますと床の方から低いブーンという音も聞こえる。階下(地下室)には騒音や振動を発生させる機械が設置されていたので、発生源はこの機械と考えられた。

現状調査

機械に付属するダクトを支持するための棒鋼が直接天井から吊られており、機械からの振動がダクトに伝播し、棒鋼から天井へそして直上の会議室の床に伝播したものと考えられた。

対策

機械室に防音材を施工するとともに、防振用の吊り金具を施工し振動の伝播を防止した。
当社の取引先である騒音対策の設計、施工メーカーとともに、当社の騒音測定の実績データから最適な対策をご提案させていただきます。

※一般的な周波数分析から低周波音の測定も行っております。最近問題になってきている低周波音の測定と対策もご提案させていただきます。低周波音の対策は、一般騒音(可聴音)の場合、1) 発生源対策 2) 伝搬経路上対策 3) 受音側対策がありますが、低周波音は可聴音に比べて波長が長いため、2)、3)の対策については、通常の方法では(防音壁など)その効果があまり期待できないとされており、1)の発生源対策が好ましい対策方法である考えられています。

参考:低周波音防止対策の考え方 (環境管理局大気生活環境室)

対策事例 ※ほんの一部です

[資料提供:株式会社エーアール]

音源探査(鉛直方向)

アレーマイクロホンシステムによる測定は、影響の大きい音源を特定することができます。マイクロホンがたくさん付いている状態。
騒音低減対策(防音壁)
室外機防音カバー
ボイラ 排気用消音器
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