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リサイクル品(再生品)として販売していた製品の再生率が、実際の表示より下回っていたことが明らかになった環境偽装がありました。他のエコ商品は大丈夫?ということで、PETボトル再生樹脂50%配合と表示された市販カーペットを検証してみました。

高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を使い、指標となる環状オリゴマーを測定します。
三量体、四量体、五量体の各成分量を分析して、本来その配合率で含まれている量と比較します。その結果、下図の三量体例のように分析値が50%配合時にあるべき範囲に入っていたのでひと安心しました。


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※評価基準 バージンのPET繊維は、合成副生成物として環状オリゴマーが含まれているので、この成分量を指標とすることで判別することができます。三量体、四量体、五量体のうち2 成分以上が判定領域以内であれば、ペットボトルからの再生繊維と判断します。

現在使用しているボイラー燃料から自社廃棄物への転換を考えている。燃料として代替使用できるか、まずは廃棄物の発熱量(カロリー)を調べたい。

発熱量以外でも、燃料中の可燃元素であるC(炭素)、H(水素)、S(硫黄)、N(窒素)などの燃焼反応の基礎となる成分を調査すると理論空気量や燃焼ガス量を導くことができます。
特に、S(硫黄)、Cl(塩素)成分が多いと腐食の原因になることや排ガス中の硫黄酸化物、塩素濃度に注意する必要があります。

使用燃料と標準的な発熱量

エネルギー源 標準発熱量
A重油 39.1 MJ
C重油 41.9 MJ
輸入天然ガス(LNG) 54.6 MJ
エネルギー源 標準発熱量
固体バイオマス燃料 15.0 MJ
液体バイオマス燃料 23.9 MJ
廃材 16.3 MJ

出典:総合エネルギー統計の解説/ 2010年度改訂版より抜粋 独立行政法人経済産業研究所

セルロース系のバイオマスを検討したい。自社の廃棄物がどれくらいセルロースを含有しているか調査したい。

バイオ燃料生産技術は、食物原料から生産する「第1世代」から、木質原料・多年草草本・農業残さから生産する「第2世代」へ移行しています。「第2世代」の事業化には原料調達の効率化や低コストでの量産技術の確立が事業化の”課題”と言われています。
ちなみに、「第3世代」はというと、藻類が原料となる研究が進んでいます。

■「第2世代」の製造方法は、大きく分けると(1)生物的変換(2)熱化学変換などがあります。

(1)生物的変換 セルロース等を発酵させてエタノールを生産する方法
(2)熱化学的変換 バイオマスを直接燃焼する方法や高温下での熱分解・化学反応によって
ガス状態に変換する方法(ガス化)

■ガス化に関連するバイオマスの物性調査項目の例

(1)元素分析 C(炭素)、H(水素)、S(硫黄)、N(窒素)、O(酸素)、Cl(塩素)
(2)灰組成 灰の軟化点、融点、流動点
(3)工業分析 表面水分、固有水分、揮発分、固定炭素、灰分、発熱量

⇒バイオマス原料のひとつであるセルロース原料やデンプン質原料については、こちらへ

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